StitchQuote
オリジナル衣料のサンプル工程と最低発注数量
サンプルは商品が要件を満たすかを確認するもの、MOQは材料と生産条件に合う注文数量を確認するものです。両方を合わせて考えることで、資料の整理、サンプル製作、量産条件の確認のうち、次に必要な作業が明確になります。

各サンプルの確認目的を決める
初回サンプルは構造やフィット、修正サンプルはまとめた変更点、量産前サンプルは最終材料やブランド仕様の確認に使います。必要な段階や回数は案件によって異なるため、今回のサンプルが何を確認でき、何を含まないかを明示してください。同じ寸法表と版番号付きのコメントを使うことで、承認済みの仕様が次の段階で意図せず変わるのを避けやすくなります。
- フィット:主要寸法、比率、動作のゆとり
- 材料:組成、目付、風合い、付属品
- 外観:加工、洗い、ネーム、仕上げ
注文全体の構成からMOQを確認
一般的なアパレルは通常1型50着から、デニムは通常1型100着からが目安で、素材、デザイン、色数、サイズ内訳によって条件が変わります。専用付属品、特殊な洗い、細かく分かれた色構成は、別途確認が必要です。サンプルの承認と数量条件の合意は別の判断であり、サンプルができたことだけで任意の数量を生産できるとは限りません。
- 型・色・サイズ別の予定数量
- 決定済みの生地と付属品
- 特殊加工と調整可能な仕様
期間と量産承認を分けて考える
7日間の製作は、仕様が確定し、材料が使用可能な標準型に限って検討でき、複雑な構造、特殊素材、難しいデニム加工には追加時間が必要です。製作完了後にもレビューや修正があるため、サンプル期間を注文全体の納期とは捉えないでください。量産前には最終サンプルの版、残っている課題、寸法、ネーム、包装の承認状態を個別に確認します。
- 製作、レビュー、修正の希望時期
- 今回のサンプル費用と確認範囲
- 最終承認版と未解決事項の一覧